小規模多機能型居宅介護事業所ひまわりからのお知らせ

「口から食べれることは幸せ」

ま3

サ高住に入居されているMさんは、歩行器で移動することが可能でしたが、

朝、訪問に伺うと「足が痛い」と訴えあり、病院受診で骨折していることが判明しました。

 

 

食べることが大好きなMさんでしたが、入院中は、食事への意欲がなくなり、経管栄養を行うことになりました。

医師より胃ろうの提案がありましたが、

ご家族は、「自然な形で暮らしてもらいたい」と希望され、

なじみのスタッフがいるひまわりで泊りを利用し、食事が摂れるようになったら、サ高住に戻ることにしました。

 

 

退院したその日の夕食は3口程しか召し上がらず、不安もよぎりましたが、

3日目には、7~9割ほど召し上がれるようになり、5日目にはご自分で召し上がれるようになりました。

 

 

 

「何食べたい?」の声がけに、「塩辛、アワビも食べたい」と仰られ、

大好きなコーヒーを飲んだり、皆さんと一緒に、歌ったり、体操をしたりするまでに回復しました。

今は、サ高住に戻られ、他の入居者様と楽しい毎日を過ごされています。

今日もご飯を食べた後に、「みんなに振舞うから、向かいの店で何か美味しいもの買ってきて」とスタッフに頼んでいました。

Mさんが、この生活をこれからも続けていけるよう、支援していきます。

ページの上に戻る