小規模多機能型居宅介護事業所ひまわりからのお知らせ

『私たちの取組み』

小規模多機能型ひまわりでは、利用者様の「~したい」を叶えるため、

自立支援を目的としたサービスを提供しています。

事例を基に、ひまわりでの取り組みをご紹介していきます。

 

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Aさん 女性 要介護度3

息子さんと二人暮らしでしたが、脳梗塞のため、右半身に麻痺が残り、

息子さん一人では介護が難しいと相談を受け、利用開始となりました。

 

 

 

ご自宅では、ベッドの隣にポータブルトイレを置き、トイレ以外は一日中寝て過ごされていました。

下着や、リハパンが汚れても、「息子に悪いから」と、

一日そのままにしていることもあったようで、利用開始時は皮膚状態も悪かったです。

 

 

 

表情も硬く、ご自分から訴えることはもちろん、スタッフの声掛けにも、あまり応えてはくれませんでした。

そこで、歩行の改善と交流の場を作ることを課題に取り組みました。

 

送迎は、

毎日息子さんが仕事の行き帰りに行って下さり、定期受診もお休みの時に行って下さいます。

 

 

 

毎日ひまわりに通うことで、顔なじみの利用者様も増え、今では大変お話し好きな方だとわかりました。

冗談を言ったり、他の利用者様の代わりに「ほれ、呼んでるから、早く来い。」と、スタッフを呼ぶ役も一手に引き受けてくれています。

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Aさんの好きなこと=「甘いものを食べに行く」や、

したい事=「息子さんに迷惑をかけずに自分の事は自分でやる」が出来るにはどうしたら良いかを

スタッフとAさんが一緒に考え、毎日ホールを歩く事と、ラジオ体操やリズム体操に参加することを決めました。

 

現在では、

食事やトイレはもちろん、着替えもご自分でされ、

手を貸そうとするスタッフは「自分でやるから触んなくて良い」と、叱られます。

 

 

 

これからも毎日自宅から息子さんの車でひまわりに通えるよう、一緒に「~したい」を、

叶えていきます。

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